ハーブの種類とその効果・効能、育て方、アロマテラピーなどの利用法について紹介しています。
近頃、健康志向の高まりでハーブに関心を持つひとが増えているそうです。ハーブは、もともとラテン語のヘルバ「Herba」という言葉に由来しているそうで、ヘルバの意味は「草」だそうです。そのままですね。今や世界中でこころや体にプラスの効果を持つ植物としてハーブが注目され、栽培、流通しています。ハーブは「香草」とも呼ばれていますが、食材として利用されるだけではなく、ハーブの香りの成分である精油(エッセンシャルオイル・ハーブオイル)は、アロマテラピー(芳香療法)に用いられ心身ともに高いリラックス効果を持つといわれています。ハーブは300種類以上あり、その効果、効能も千差万別ですが、一般的には薬用効果があるものが多いです。たとえば、イタリア料理に用いられれることが多いオレガノは生理痛、歯痛、頭痛を緩和してくれます。パスタなどにかかってるバジルには、抗うつ、消化促進、疲労回復、解熱作用が認められています。リンゴの香りに例えられるカモミールには、強壮効果や利尿作用、不眠解消、健胃整腸効果があるといわれています。
ハーブの代表格といえば、5、6月に日本各地のハーブガーデンで一面に咲き誇る紫色の花「ラベンダー」が思い浮かびますね。ラベンダーには、不安感・いらいらの低減、不眠症の改善、デオドラント作用があって、ハーブティーやポプリ、匂い袋(サシェ)などいろいろな加工品に用いられます。ミントには、クール(冷却)効果や、せき、かぜの治癒、鎮痛、鎮静効果があり、爽快感・清涼感があるのでアイスクリームやガムなどの成分に使われたりしていますね。アロエは、古くから火傷の治癒に用いられてきたもので、放射能の火傷にも治療効果があるとされアメリカ政府でも備蓄されているほどです。アロエは、ほかに乾燥肌の緩和効果があり化粧水成分に用いられたり、苦味の少ない品種ではゼリー部分を食材に使ったりしています。バジルやオレガノは食材として使われており、ピザやパスタといったイタリア料理に欠かせないものになっています。セージは、ソーセージやウインナーなどの詰め物系の加工食品や肉料理に使われ、レモングラスはタイ料理のハーブティーで有名ですね。
ローズマリーは観賞用にもいいハーブですが、記憶力や集中力を高める効果があり、またフケや脱毛を抑える効能もあるため、ヘアトニック剤の成分として利用されていたりします。そのほかに肉料理などさまざまな料理にも相性がよく使われています。ローズマリーはお肌の若さを維持する効果もあるため化粧水としても利用されています。ハーブの利用方法としては食材だけでなく、自然療法のアロマテラピー(芳香療法)が人気を集めていますね。ハーブによるアロマテラピーは、美容と健康増進を図るのに効果があるといわれ、香りを吸引したりハーブティーにして飲用するほかに、マッサージによってハーブの有効成分を体表から吸収させるような療法も現代のエステティック業界では盛んに開発されてきています。アロマテラピーはハーブの持つ独特な芳香成分により神経がリラックスすることが科学的に証明されています。アロマテラピーに用いられるハーブには、不安症や不眠症に効果のあるラベンダーや憂鬱症に効果のあるレモンバーム、リフレッシュ効果の高いペパーミント、リラックス効果のあるローズゼラニウムなどが挙げられます。